診療案内|長崎県諫早市の歯医者・歯科|どひ歯科クリニック

どひ歯科クリニック

〒854-0074 長崎県諫早市山川町32-1

0957-49-8282

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診療案内

一般的な診療

冷たい物や甘い物を食べると歯が痛いという方は、虫歯の可能性があります。虫歯は虫歯菌が出した酸によって、歯が溶かされた状態です。初期虫歯以外は放っておいても良くなることはないため、痛む場合は治療が必要です。

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虫歯の治療は、虫歯を削り、詰め物やかぶせ物をするという方法を採ります。保険適用の治療としては、銀歯やプラスチックで穴を埋めるレジン充填法などがあります。これらの治療方法は経年によって変化しやすいため、より長持ちする治療をご希望の場合は、自由診療の詰め物やかぶせ物をご利用ください。自由診療の詰め物・かぶせ物についてはセレックのコーナーでもご説明していますので、ご覧いただければと思います。

歯周病

歯ぐきが腫れたり、歯磨きのときに血が出たりする場合は、歯肉炎になっている可能性があります。歯肉炎は歯周病の症状の一つです。放っておくと歯周炎に進行するため、できるだけ早めに治療を受けましょう。

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歯周病は、歯垢の中に潜む細菌が原因で起こります。歯垢や歯石が、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに入り込み、歯周組織が炎症を起こした状態が、歯周病の始まりです。進行し続けると、歯周組織が次第に溶けていき、歯を支える骨も溶けてしまいます。歯槽骨が溶けた場合は、抜歯するしか方法がないこともあります。痛みが起きにくいため、抜歯を防ぐためには早期発見が重要です。

歯周病かどうかを検査するには、歯周病ポケット検査を行います。これは、歯周ポケットの深さをプローブという器具で測定するものです。検査により、歯周病になっていることが分かった場合、歯石除去とプラークコントロールを基本とした歯周病治療を行います。プラークコントロールとは、歯垢が溜まらないように歯磨きなどをしっかり行うことを意味しています。進行している場合は、歯肉を切開し、溶けた組織を除去することもあります。治療後は、再発を防ぐために、正しい方法で歯を磨くことと、定期検診を受けるようにしましょう。

補綴治療

重度の歯周病の場合は、歯石除去だけでは治療は不十分です。歯周ポケットの深いところまで汚れが入り込み、歯周組織が溶かされているためです。バランスよく力が分散する噛み合わせになるよう、適するかぶせ物治療を行う必要があります。

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歯周病が進むと、歯周組織が溶かされ、噛み合わせの高さが合わなくなってしまいます。この状態まで進んだ歯周病を治療するには、歯石や溶けた部分を除去した後に、歯ぐきを修復する治療をし、かぶせ物やブリッジなどを装着します。歯や歯周組織にかかる力を分散させるため、全体の噛み合わせを整えることが、健康な口内環境を保つためには大切です。

インプラント

虫歯や歯周病、ケガなどで抜歯を余儀なくされたら、歯を補う治療を受けるようにしましょう。歯が抜けたままにしていると、歯並びが崩れる原因となります。よく噛むことができ、見た目も自然な治療をお求めならば、インプラントがおすすめです。

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インプラント治療は、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯冠をかぶせる方法です。入れ歯と違い、固定式のため、見た目は天然の歯とほとんど判別がつきません。入れ歯のように、グラグラしたり、粘膜に当たって痛みの原因となったりすることがないため、使いやすいでしょう。

インプラント治療を受けることで、噛むときに刺激が顎の骨に伝わるようになります。噛むことで顔の筋肉を使うため、脳への刺激にもなります。よりしっかりと噛める義歯治療をご要望であれば、インプラントをご検討ください。

再生療法

歯周病によって溶けてしまった歯周組織は、再生療法によって改善を促すことが可能です。歯周病が重症化し、歯石取りやプラークコントロールだけでの改善が難しい場合は、ぜひご検討ください。

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再生療法には、主に骨移植、GTR法、エムドゲインという三つの方法があります。

骨移植は、患者さま自身の骨や人工骨を利用するものです。GTR法はGTR膜という膜を使って、歯肉が骨の再生を阻害しないように防ぐ方法です。エムドゲインとは、溶けた骨の部分に使う、ブタ歯胚組織から作った歯周組織再生材料です。

歯周組織再生療法は、歯周外科治療と同時に行います。歯周外科治療とは、歯周ポケットが深い場合に行う、汚れや溶けた歯周組織を除去する治療です。再生療法を行うには骨を露出させる必要があるため、歯周外科治療と同時に行うのが効率的なのです。

歯周組織再生療法の一例としては、溶けた歯周組織にエムドゲインと骨移植術を行い、これを再生させるなどの方法があります。

歯内治療

虫歯が進行し、神経にまで達してしまった場合はこれを除去しなければ、進行は止められません。このときに行う治療を、歯内治療(歯内療法)、または根管治療と言います。

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歯内治療の手順としては、まずは歯を削り、神経を露出させます。そして針のような器具で、根管内の汚染された神経や血管を除去します。その後、根管内を洗浄・消毒し、薬を詰め、かぶせ物をします。

根管内に汚染された神経が残っていると、虫歯が再発してしまいます。そのため、取り残しがないように、治療前にしっかりとレントゲンなどで検査を行います。治療時には拡大鏡を使い、細かい部分を拡大して確認しながら進めます。

再び炎症が起こり、再発することがないよう、丁寧な治療を心がけております。

セレックシステム

詰め物・かぶせ物治療はこれまで、外部の歯科技工所に作製を依頼することが多く、時間がかかるものでした。しかし、現在はCAD/CAMシステムを使用した、従来よりも短期間で作製ができる修復物も登場しています。その一つがセレックシステムです。

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セレックはドイツで開発された歯科用CAD/CAMシステムです。CAD/CAMシステムとは、コンピューターで図面と工作機械の加工プログラムを作成するソフトウェアのことを言います。

セレックシステムによるかぶせ物治療の流れとしては、まずは光学スキャンによって、歯のデータをコンピューターに取り込み、そこにあったかぶせ物を設計します。その後、その設計に合わせて、ミリングマシンでかぶせ物を削り出します。削り出したものはシンタリングファーネスにて焼結させます。

セレックシステムを利用することで、従来よりもスピーディーに白いセラミックのかぶせ物を作ることができるようになりました。また、歯科技工所での作業が必要ないため、従来の方法よりも手頃な費用です。白くて自然なかぶせ物で短期間にて治療をしたい方はご相談ください。